■ 悪魔の毒毒バーガー

かつてB級映画の雄として輝いていたトロマ社の「悪魔の毒々～」シリーズかと思いきや･･･
特に関係はありませんでした。

どんな映画かといえば。病気の牛に成長促進剤を混ぜて完治したら、案の定薬害で
牛の肉が凶暴化して、食べた人、肉にとりつかれた人がゾンビになって人を襲う･･･
というBSEを非難する気なんて欠片も感じさせない、アメリカ的な開拓精神に溢れすぎたお話です。

兎にも角にも最初から最後まで全編、力技で展開していますので、TVでCMしているような
映画しか観ない人にはお奨めできません、少林サッカーをB級感溢れるいい映画のような
感性の人では10分で投げ出すこと請け合いです。

でも、ゾンビでなく肉に襲われて死にそうになるシーンや、どこからか現れて肉に襲われて
ピンチを脱出するなどのシーンはこの映画以外で見ることは不可能でしょう。